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シンスプリント

2023年2月28日

スポーツ障害「シンスプリント」についてです。

シンスプリントとはスネの内側に痛みが生じるオーバーユース障害です。

ランニングやジャンプ着地が多いスポーツで起きやすいです。

扁平足では発症リスクが高いことが示されています。

また、再発することも多く、原因から改善することも重要となります。


では、発症メカニズムについてです。



こちらの図のようにスネの内側を通る筋肉が伸ばされたときに

筋膜を介してスネの骨の骨膜を引っ張ることで骨膜炎が生じると考えられています。


また、接地時にねじれや曲げのストレスが骨に直接かかることで起こるとも言われています。





シンスプリントに関与しているとされる主な筋肉は

長趾屈筋、後脛骨筋、ヒラメ筋です。

加えて長母趾屈筋や深下腿筋間中隔も関与していると考えられています。



治療や予防のためには、

①まず練習メニューや練習環境(地面の硬さ)などを調整することが挙げられます。

硬い地面で練習すると、その分足にかかる反発が大きいためです。


②練習後のアイシングや交代浴も効果があります。


自宅ではシャワーを使って冷水をスネに当てることでも代用できるのでおすすめです。


③扁平足の改善や足関節背屈ストレッチ

足首の硬さは下腿の筋肉やスネの骨に負荷をかける要因となります。

足首のストレッチをしっかりとやりましょう。

また、扁平足改善のために足趾のトレーニングや後脛骨筋のトレーニングをやっていきましょう

。ヒラメ筋のトレーニングも重要です。


④深下腿筋間中隔の滑走改善、足趾屈筋群の過剰収縮を抑える

REmoveでは速やかに痛みを減らすためにこれを重視しています。





炎症も引くのが早くなり、痛みが減ることでトレーニング自体にも取り組みやすくなります。


⑤動作姿勢の修正

特にKnee-in toe-outと呼ばれる姿勢の修正が多いです。

ランニングでは他に「はさみ様」の接地と呼ばれる足の接地が一直線になっているフォームなども負荷がかかりやすいとされています。



いきなりランニングやジャンプ姿勢を修正することは難しいので

片脚でのスクワットでチェックをしていきます。


自分でも鏡などをみて姿勢をチェックしてみましょう。

シンスプリントだけでなく、他のスポーツ障害を予防し、

パフォーマンスの向上にもつながります。


片脚スクワットが崩れているとランニングやジャンプ着地でも崩れている可能性が高いです。


しっかりとスポーツ障害を乗り越えていいパフォーマンス発揮につなげていきましょう。

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